「かかとが踏める革靴」はふだん履かない層に本当に良さそう
こばです!
面白い記事がありました。
「かかとが踏める革靴」をアシックス商事と作業場メーカーが共同開発。

革靴好きな、さもありなんな人にはお気持ち表明したくてたまらない記事でしょう。でも、わたしはとても良さそうだなぁと思います。
「かかとが踏める革靴」が良さそうな3つの理由
ひどい靴擦れが起きにくそう
革靴を挫折した、挫折する人の受け皿
足のトラブルが起きにくい男性用だから
踵が踏めるというのもそうなのですが、踏めるほどに柔らかい「かかと周り」が良さそうですね。これは、通常入っている硬い靴のかかとの芯材を抜いてあるから実現しているそうです。
硬い芯材が足に合わないことで、靴擦れになりやすい
硬い骨、硬い靴のかかとが擦れ合うのです。繰り返し擦り合わせたらどちらかは削れて壊れるでしょう?これが靴擦れです。
わたしもそうですが、絶望的に踵周りが合いにくい足の人が一定数います。そのような『靴擦れしやすい人』、『足に合わなくて革靴を挫折した人』これらの救済措置としては非常に良さそう!

また、サイズ展開を見ても男性用です。
男性は女性より『筋肉や靭帯が強い』傾向にあります。筋肉が発達していることで大きな力を出せるし、その筋肉に負けないだけの強く硬い靭帯が必要だからです。身体が硬い傾向にあるのも男性が多いですよね?
これは、足にも同じことが言えます。足も同じように女性より男性の方が【筋肉・靭帯】が強い傾向にあるので、男性は女性よりも、足のトラブルで悩む人が少ないと言われています。
変形を伴う足の悩みは、女性の方が圧倒的に多いです。
分かりやすいのが外反母趾ですね!
そう、男だったらヒールカウンターで足を支えなくても問題が出にくい人が多いので【男用の靴】だったら良いのかなぁと思います。ほら、1年中サンダル履いてるけれど、足に問題のない人って全国各地にいるじゃないですか?
そういうことです。

歩きにくそうではある。
販売サイトから引用した画像ですが、丸い踵に対して靴のかかとが垂直に立ち上がっています。『丸い足の踵に対して、垂直に立ち上がる』これらが噛み合いフィットする未来が見えません。
また、販売サイトのgifで見ると分かりやすいのですが、ブカブカに履いて、ブカブカに歩く長靴を履いたような歩き方のモデルさんをお見かけします。また、靴の先が長めなデザインですので『つま先を引っ掛ける』未来は見えます。

これは、歩く履物と、休む履物の違いと言いましょうか目的が違うのでそこを突くのは野暮ですね。ただ、分かりやすいデメリットも多いので
デメリットを割り切って使う
靴難民の一時しのぎアイテムとして使う
という目的であれば非常に良さそうです!とくに、何を履いても「靴擦れする」ような人。このような人にとっては最高の一時しのぎアイテムとなりえそうです。本皮なので重いけれど体裁は保ちやすいのも良き。
問題なく履けるなら、その人にとって良い商品だと思います。