• こば

「◯◯を使うと◯◯筋を甘やかす」靴・インソール・装具における義肢装具士のわたしの考え方


こばです!


インソールや靴のご相談をお受けしていると



「◯◯を使うと◯◯筋を甘やかし、弱くなりそうで心配です・・・ 本当にこれは使って良いのですか?」



という話を頂くことがあります。

まぁ、昔からよく聞くような話ですね!

未だに耳にすることがあるので「心配になる方も多いのかなぁ」と思います。


手前味噌ですが、わたしは例題として挙がりやすい


  • コルセット

  • インソール

  • その他 装具


を医師の指示で作って装着させていた時期がありました。

本職の義肢装具士ですね!


そんなわたしは、ずっとこう思っています。



強い筋肉が弱くなる可能性はある!

でも、使っていない弱い筋肉を鍛える目的もある。



インソールは何のために使うの?

検討されている人の多くは

「足のアーチ」「足指の動き」

などが上手く働いていない事で足の


  • 痛み

  • 動きにくさ

  • 何かしらの不都合


これらを解消したい!

という目的の方が大多数だと思います。

この状態の足ってどういう事かと言うと



「本来使うべき筋肉が上手く使えていない状態」



でもあり



「偏った筋肉の使い方をしている状態」



でもあります。

言わんとすることは何となく分かりますでしょ?



インソールで行いたいこと

主にこの2つ。


  1. 靭帯のように機能再生が難しいものの代わりに支える

  2. 使えていない筋肉を上手く使えるようにする!


今回の主題は後者の「使えていない筋肉を上手く使えるようにする!」

これの意味するところは、実際に使わないといけないようにした時

きちんと機能するようにリハビリしている

というものでもあります。




誰しも経験があると思うのですが


久しぶりに運動すると全然動けないじゃないですか?

こんなにも体力が落ちたのか・・・」と落胆しますよね。

でも、ちょっとでも


  • 軽い筋トレ

  • 軽いジョギング


これらを続けていたら、落胆しない程度には動けますよね。

このように実践投入した時にすぐに使えるようにする!

という目的もあります。




正しい歩き方は◯◯です! ◯◯にならないように歩きましょう!

なんて言ってすぐできる人は稀です。

だって、そもそもそれができない肉体だから。


でも、多少鍛えていたらちょっとスムーズ

それができる肉体に近いから。




あと、偏った筋肉の使い方を補正するので


  • 弱くなる筋肉

  • 強くなる筋肉

が出てきます。

でも、それは決して悪いものではありません。

本来の適切な使い方に戻している途中でもあるからです。



そして、ある程度整ってきたらあとは「程度問題」です。

身体能力や機能に応じて、インソールで足の代わりに支える割合を

減らしていく必要があります。



この程度問題を変更しないから不都合が起こります

もう痛くない、そんなに支えなくても良いのに


  • 長時間使う

  • ずっとしっかり支える


必要ないのに支えてたら、そりゃカラダも弱くなります。

でも、使い始めは絶対あなたに必要だったはず!

カラダが変わったのなら、道具も変わるべきです。

程度問題です。




全てに共通することですが・・・

◯◯を使うと◯◯になる!

という短絡的に0か100かでしか考えないのはちょっと危険。



体重を減らしたい!という質問に対して

「一ヶ月ご飯を一口も食べなかったら体重が減るよ!」

と言っているようなものです。



体重は減るけれど、千の風になるのは違いますよね?



インソールも靴もコルセットも道具です。

道具には使い方があり、長く使うほど


  • 修理

  • 手入れ

  • メンテナンス


これらが必要となってきます。

何にしても長く使うほど不都合は出てくるものです。


今の自分に合っているのか?必要なのか?

定期的に見てもらいましょう!


聞き慣れた言葉で言うと



「用法用量を守って正しく使いましょう!」

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