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O脚改善で外側の高いインソールを使ってはいけない人
こばです!
ひざの痛みで〇〇に行ったら 外側を持ち上げたインソールを作ってもらいました。 でも、何だか動きにくいです。
というご相談。
まぁ、昔から
O脚
変形性膝関節症
これらに用いられる事が非常に多い
外側が高いラテラルウェッジ(外側くさび)
なインソールですね!
※ざっくり簡単に解説すると
ひざが外に開いている
インソールで下から外を上げる
ひざを内に誘導
ひざの開きを改善!!!
という理論。
「O脚 インソール」などで画像検索すると
たくさんでてくるアレです。

ただ、これには重大な問題があり
効く人と効かない人がいます。
この選択を間違えたら危険
効果があり、弊害もない人にはとても良いと思います!
また、効果がないだけであれば
「効かなかったね!アハハ・・・」で済みます。
でも、足元から身体を傾かせると弊害が生まれやすいのです。
足元から身体という重く、縦に細長い構造物を傾かせることにより
動きにくい
足元も痛くなる
でも、ひざの開きも対して変わらない
など、気軽に試すには割りに合わない劇薬のような一面もあります。
だからこそ、正しく使う必要があるのです。
ちなみに、ざっくりとした計算ですが
身長が150cm
足元を1°傾けたとき
身体は横に約2.6cmズレます
※もちろん、関節には遊びがあるのでこうはなりません。
でも、たった1°足元を傾かせるだけで
このような問題を内包するというのは 知っておいて損はないですよね。

合わなかった実際のケース
今回のご相談者さんではないのですが
同じようなケースが以前ありました(ブログ掲載許可を得ています)
この方はインソールを使ったことで
立ちにくくなった
歩きにくくなった
歩くと足が痛くなった
ということでご相談された方です。
まずは、何もしていないお足
足がちょっと内に傾いて見えますね。
踵骨からやや内に傾き、距骨がもうちょっと傾くことで
関節面など様々なことに由来してその上にあるスネが相対的に