• こば

とにかく膝が痛いお客様

福岡県大野城市のコバ靴店です!


今日は膝の痛み(左右あるけど特に右!)にお悩みのお客様

が来店されました。



3年前から右膝に痛みが走り、次は左に。。

そして最近は右の痛みが特に強くなって来たそうです。



病院や治療院に通っているけれど中々良くならないので

ご相談にいらっしゃいました。



早速足型測定と身体計測を。

その中で気になる点がいくつか見つかりました。


① 左右の足の靭帯の柔らかさ(右足は左よりもさらに柔らかい)

② 右股関節の開き

③ 両足横アーチの低下による浮き指症状


上の画像を見て頂くと分かりやすいです!

白く写っている所ほど力が掛かっているのですが足の指に力はあまり掛かっていませんね。

また、白く写っている範囲が広いので横アーチの低下がよく分かります。



ちなみに、より強く力がかかると黒っぽく写ります。

右の指の付け根付近がそうですね!



つまり、このお客様は右の指の付け根付近に力が掛かりやすく

その力は横アーチを低下させて浮き指にさせている。

という事が読み取れます。



① 浮き指になると足裏全体で身体のバランスをとるのが難しくなります。

また、接地面積が小さくなるので足裏の指の付け根にかかる圧力が増します。

それだけで済めばよいのですが、歩き方にまで影響するので指が浮くだけで体にかかる

負担がとても大きくなります。厄介ですね。


浮き指になると指で踏ん張る事が出来ないので足裏でバランスが取りにくくなり、

そのバランスを膝に負担を掛ける事で補います。しかし、その負担はやがて今回のような痛みとなり顔を出します!



 浮き指だけでも膝の痛みの原因になりますが

③ このお客様は足の靭帯が柔らかく、尚更不安定なお足なのでそのバランスによる

負担というのは人一倍影響を受けやすい体質です。怖いですね。



※靭帯は骨と骨とを繋ぎ安定させるもの

 筋肉は骨と骨とを繋ぎ動かすものです


まとめると、


・横アーチの崩れとそれに伴う浮指による膝への負担

・靭帯が柔らかい事で足がブレやすい。特に右!


これらによって足元のブレを膝が頑張って止めたので

痛みがでてきた。というのが予測されます!



では、どうするか。


・足元が不安定なので(特に右)しっかりとした構造の靴で骨を支える

・横アーチの低下によって浮き指が出ているので横アーチを中敷きで支える


というのが最も効果的だと思います。



そこでご提案したのがこちら


アサヒメディカルウォークです!

スッキリとしたデザインと、しっかりとした構造で足の骨を適切な位置へと固定します。

※ シールが張ってあるのは革を伸ばす部位です。


木型や足的にはもう少し丸みのあるタイプがおすすめですが、お客様と相談し、

ちょっとお出かけでも気兼ねなく、可愛らしく履きたいというご要望のもとこちらに決まりました!



また、メディカルウォークの特徴のひとつとして踵下の回旋ゴムがあります。

これがあることで荷重を受けた際に下腿が回旋し、膝への負担をその回る力によって分散させます。中敷きを調整しないこの状態だけでも十分なのですが、ここからさらに足の力を引き出し、整える為に中敷き調整をします。


それがこちら


表革の下からも横アーチを支えるパッドを足に合わせて削り調整をしていますが、

特質するのは中敷きの底に貼ったコルクです。


これは、2つ目の横アーチパッドで、好みや段階に合わせて使っていただくように設定しました。想定では表革の下に設置したパッドだけでも十分ですが、やや低めに設定しています。


お人によっては私が普通だと思う高さでも痛い!っと言われる方がいらっしゃいます。

感じ方というのは十人十色で分かりません。


持ち上げが足りない分にはそこまで違和感がないのですが

持ち上げが大きいと痛みとして感じます。

特に横アーチが落ちている人はそこへの力が大きく掛かりやすい傾向があるので

慎重に少しづつ高さの調整をします。


やや低めの横アーチパッドで足りなければ裏から足して

逆に高ければ裏から削ります。



靴下の厚さや体調、むくみによって受け取り方は大きく変わるので

使用者の負担になりすぎない程度に、だけど、適切にお痛みの原因へアプローチ出来るように対応しております。なので、ちょっと中敷き調整の料金も高めです 笑


こちらも納品は来週ですがお渡しが楽しみです!

こばでした!