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ワラーチに足の強度の40%以上を決める要因を追加する



足の強度の40%以上は「横方向のアーチ」のおかげだった

ナショナルジオグラフィック様でこのような記事がまとめられていました。


NATIONAL GEOGRAPHIC様より引用

非常に面白い話ですね!今回はこの 【「横方向のアーチ」の解説 + 日本人の足の現状 + ワラーチ という観点からざっくりと解説をしたいと思います!

のっけから結論を言うと


ワラーチに横アーチパッドを付けましょう!

では、スタート!



人の足は3つのアーチで出来ている

まず、人の足は3つのアーチで出来ています。 これらのアーチがある事で力や体重がかかった時に 力の分散をしたり推進力を得ているのですが、全て知っていましたか?


・内側縦アーチ (土踏まず)

・外側縦アーチ

・横アーチ  


おそらく内側縦アーチはご存知の方が多いと思います。

このアーチが潰れた状態である「扁平足」と言う言葉はテレビや

様々なインソール販売所などで見たこと・聞いたことがあるでしょう!


しかし、今回の話の焦点となる「横アーチ」は知らない方が多いのではないでしょうか?


※横アーチは下の画像の「親指のつけ根~小指のつけ根にまたがっているアーチ」です。

 広義的に言うと、足の甲周りなどの横方向のアーチも含まれています


実際にわたしが接客をしている時「横アーチ」を知っている方は

足への関心が高く、ご自身で情報収集をされている方以外は

ご存知でない方が圧倒的に多かったです。

そんな横アーチが、足の強度の40%以上を決めているそうです。


ラーチはメキシコ北西部の山岳地帯で履かれている

ワラーチは、メキシコの先住民族であるララムリ(タラウマラ族)という

「世界一長い距離を走れる民族」が使っているサンダルです。


しかも、凄いことにワラーチを履いて100マイル(160km)もの距離を 起伏の激しい山岳地帯で走ると言われています。



あまりにも凄すぎる・・・・



ただ、これを聞くとワラーチすげぇぇ!!と思いがちですが

凄いのはあくまでもララムリであって、ワラーチではありません!


これを忘れて、ワラーチで同じように望めばきっとケガをします。


Tweetでも紹介をしたのですが 画像のララムリの方の左足を見てください!



左足がスッと真っ直ぐ伸び、踵の脂肪が豊富でドッシリとしていますよね?


この足があるからこそ、ララムリは山岳地帯をワラーチという

シンプルなゴム底で駆け回る事ができるのです!


正直、10年以上人の足を見ていますがパッ見でここまで素晴らしい

と思える足を日本で見たことがありません。

それほどまでに衝撃的な1枚です。


ちなみに、下の画像はわたしの足です。


日本人(特に女性)に多く見られる状態の足で 特に外反母趾や扁平足、巻爪で悩む方はこのように

【踵が内側に傾き、脚が外に流れる】 方が非常に多くいらっしゃいます。 足の傾きもそうですが、踵の下側の脂肪も薄めです。

骨ばっている感じが分かりやすいですよね?


おそらく、お腹周りの脂肪はわたしが圧勝しているのですが・・・

と、このように足の状態が日本人とララムリとでは大きく違うように感じます。

皆が皆がそうではないのですがその傾向と割合は間違いないでしょう!


では、ララムリと同じワラーチを 同じように履くべきだと思いますか?

わたしは変えるべきだと思います。

やっぱりなんと言ってもコンクリートロードは硬い。。。

土や草に比べると足やカラダに負担がかかりやすくなります。


国内における道路の舗装率は約82%と言われています。

18%も未舗装なんだ!と思われるかもし