ワラーチを作ってみた。見ながら作れるように画像をたくさん撮りました。



試作を経てついに、ワラーチを作りました!

まだ試し履きができていないのですが ぱっと見では我ながら上手に出来たのかなぁと思います。


※多くのサイトでは足と同サイズ~やや小さい程度でOK! というところが多いので、履きながら調整していく予定です。


今回はその製作の様子を画像をたくさん使って解説します。


ワラーチ製作の手順

まずは準備物の確認から!

あとでこれが無かった・・・・となると製作中のワクワクも半減します。

出来れば手元に材料や道具が揃ってから作業をしましょう!


4mmポンチがなく、雨の中ホームセンターまで走ったわたしからのアドバイスです。



準備物

1 ビブラムシート(8338) 7mm黒

2 パラコード(4mm厚) 1.5m*2


3 ポンチ(4mm)  (100円ショップにある)

4 ハンマー      (100円ショップにある) 

5 ゴム板      (100円ショップにある)

6 ライター     (100円ショップにある)

7 キリ       (100円ショップにある)

8 ハサミ      (100円ショップにある)

9 紙        (厚紙やダンボールだと良き)


※使用されるビブラムシートで多いのは7mmと10mmです。 7mmは一般的にワラーチの材料として使用されている事が多いのですが

その薄さゆえに小石を踏んだときなどに痛みを感じやすいそうです。


10mmは小石の痛みは少ないらしいのですが、足への馴染みにくさ+若干の歩きにくさが

あるそうです。今回は7mmを使用しました。


使用したビブラムシート

使用したパラコード

amazonでは1300円ぐらいともっと安かったです。

よくおすすめされているのはatwood社のパラコード

※米軍などにも卸している米国のロープ専門店


買われるならこっちの方をおすすめします!

わたしは、青と白のデザインに惹かれすぎて上記のものを買いました。

ポンチは4mm or 5mmが良いでしょう!

ダイソーには4mm+5mmのポンチセットが売っているようです。

ただ、あくまでも100円ショップ品質らしく切れ味が劣化しやすかったり

元々切れにくかったりとあるようです。


1回きりの使用であればダイソーをおすすめ!

わたしはこれからも作っていきたいのでホームセンターで購入しました。


4mmか5mmのポンチですが、おすすめは4mmです!

パラコードが4mm経なので穴との間に隙間や遊びがなくなり、しっかりと固定ができて緩みにくいので個人的にはこっちの方が好きです。ただ、余裕がない分ひもを通しにくいので作業がやや大変になります。


5mmのポンチですと、通しやすいのですが穴とひもの間に隙間があるので

ひもが動きやすく緩みやすいです。趾の間が痛いからと緩めても元に戻りそうで

長く履くことを考えたら、4mmの方がメリットを得る機会と期間が長そうです。


ハンマーとゴム板は100円ショップに売っています。

ポンチをハンマーで打った時に床が傷着かないようにゴム板を敷いて使います。


ライターも100円ショップで良いでしょう!

パラコードの断面を炙る事で燃やし溶かします。

これによってパラコードの繊維などが固まるので 作業のしやすさ、見た目、履きやすさが向上します。


チャッカマンでも、ノズルが短いタイプがおすすめ!

手元から火までが長いと単純に作業がやりにくいです。


キリはこういうものでパラコードを通す時に使います。

あった方が作業がかなりやりやすくなるのでおすすめ。

これも100円ショップにあるかも

7-10mmのゴムを切るのでハサミは良いものがおすすめですが

100円ショップにある大きめの切れやすそうなものであれば十分です。

今回はかつて100円ショップで買ったハサミで切りました。


という事で


ワラーチ製作作業スタート!

① まず、紙を用意します。


足を紙の上に置いて、鉛筆やペンで足の輪郭をとります。

それをハサミでカット!


便宜上これを足型と呼ぶことにします。


※ジャストサイズに切る事を推奨されているのですが

初めて作る方はやや大きめ(輪郭から+5mm)で作っても良いでしょう。


長い分には後から切って修正できますが

切りすぎた分を元に戻すことは出来ません。

また、後に細かくチェックしながらカットするので

切りすぎない自信があるのならひとまず足ピッタリでOK!

② 切った紙をビブラムシートの上に載せて、輪郭を転写

左右の足の形や長さがそんなに変わらないのであれば

大きい方の足型をシートの上にこんな感じで載せます。

その時に足型の面を


右側は表向き

左側は裏向き


に乗せてペンなどで輪郭をシートに写してもOKです!


※この時に【vibram】という文字をどのように残すのかはあなた次第です。

わたしは靴底の真ん中に来るように設定しましたが 踵~真ん中にかけて設定する人も多い印象。


右の輪郭をとって左の輪郭をとるところです。

このように右のシートに薄っすらとでも線が見えていたらOK!

③ ハサミでカット!

とった輪郭をハサミで切っていくのですが、上手く切るにもコツがあり

この3つを守ると綺麗に切りやすくなります!


1 一太刀をなるべく長くする

2 最後以外はハサミを閉じきらない

3 とは言っても、刃の奥でしか切れないと思うので【なるべく】意識する


では、恐れずに切っていきましょう!

ここで失敗したら・・・と最も作業の手が止まりやすい山場であり

最難関だと思うのですが、ご安心ください!


①でやや大きめに輪郭をとったのはここでの失敗を見越しての調整です。


大丈夫!

スチャダラパーもオーバーなボーズトークで言っています。

【あせらず 騒がず どんといけ!】



まずは片足から切りました。

わたしは10年以上仕事でハサミを使っている事もあり 割と上手に切れています。


ただ、ワラーチを作りました!という方々を見ても

線がガタガタになっている方が多いので、

上手に切りたいのなら先程紹介した

切り方のコツをお忘れなく!







④ 微調整

実際に足を載せて微調整を加えていきます。

この時に大事なことなのですが、出来る人は片足立ちになってみましょう!

片足立ちが難しい方は片足に体重が乗るようにして立ってみてください。


足は体重がかかると縦・横に伸びます。

これは足のアーチや軟部組織が体重で潰れる事でこうなってしまうのです。


つまり、片足立ちの状態 = 足が最も伸びた状態になります。


足が最も大きい時であっても足がソールからはみ出ないことを基準に

輪郭を削ぎ落としていきましょう!

またペンとハサミの出番です


※ 短く切りすぎた・・・・となった方でもご安心を


西郷隆盛も履いていた前半分しかない雪駄 【足なか】は踵が地面につくようなデザインです。


多少切りすぎて小さくなっても、伝統的な日本の履物を踏襲しているんだ!

と気持ちを切り替えて前向きに作業を進めましょう!


さらに輪郭を転写していきます。

足側の面にペンのインクをつけたくない方は けがき針などで薄っすらと印をつけるか、記憶に頼ってカットしましょう!


全体的にスッキリとしました!

親指のつけ根辺りはこの後、カットしました。


⑤ 穴あけ位置の確認

穴を開けるのはこの4箇所です。

ソールに足を載せ、これらの位置にペンなどで印をつけていきます!


1 1-2趾のつけ根

2 1-2趾のつけ根から1cm前

3 土踏まずの頂点の直下

4 外くるぶしの前




土踏まずの直下に印をつけているところ


1-2趾のつけ根に印をつけているところ


⑥ 穴あけ作業

ポンチ(4mm)とハンマーとゴム板を使って穴を開けます!


硬いものの上で行うと非常に効率的に穴開けが可能です。

また、ゴム板を敷くのですがハンマーで強く叩きすぎると

結構呆気なく貫通してしまいます。


傷を付けても良いものの上にゴム板を敷いて叩きましょう!

おすすめはコンクリートなどの硬い地面です。





分かりやすいように、内外の縁から1cmの位置にも印をつけています。

このクロスした部分に穴の中心が来たら最高です!


という事で上手に開けました


⑦ ひもを通す前の儀式

これから最終段階。

ひも通しに入るのですが、ここで一工夫して作業をやりやすくします!


まず、こちらをご覧ください!

このパラコードには9つの芯が入っています。