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前足部の変化は後足部のせい。外反母趾を考える時に絶対に外せないこと


こばです!


お足のご相談をお聞きしていると傾向が見えてきます。

足のお悩みは「前足部」にあることが多いのです。


  • 外反母趾

  • 内反小趾

  • 開張足

  • 趾の痛み

  • 趾のつけ根の痛み


など「前足部」の問題で悩む方が本当に多い。


痛みやトラブルが「前足部」に出ているので

「前足部」に対策行う方が非常に多くいらっしゃいます。


  1. 足の趾をグーパーしたり

  2. 足の趾でタオルで握ったり

  3. 足の趾の間にものを挟んで外反母趾対策!としたり


でも、効果が出にくい方が多いのも事実です。

「こんなに頑張っているのに・・・」

という言葉はたくさん聞きました。




原因は「後足部」にありがち


足や身体の構造的に考えても、力学的に考えても

後足部が前足部に与える影響は大きく、与えやすさも大きい。

ですので、「前足部」の変化の大本は「後足部」にあることが多いのです。



きほん的に人は後ろ体重

力がカラダに影響を与えます。

その中でも切っても切れない関係にあるのが「体重」です。


大人になると50kg以上ある人が多いと思います。

また、歩いたり走ったりすると体重の◯倍の力がかかる!なんて言われます。



50kgってとんでもなく重いですよ!

久しぶりに持つと高確率で腰をいわしますよ!

そんな重さが足にはかかっているのです。



そして、きほん的に人は後ろ体重

後足部に体重も含めた力がかかっています。


分かりにくい人は人体模型で確認を!

自然に立ったら後ろ体重になるでしょ?

だから、後足部に負担がかかりやすい。



これも踏まえた上で骨を見てみると・・・





大きな要因の1つは「距骨」

距骨にたどりつきます。


距骨(きょこつ)は非常に面白い骨です。

骨の常識から外れた唯一無二の存在で、姿勢や健康に関する影響力は 全身の骨の中でもトップクラスだと思います。



最大の特異点は


人体の中で唯一筋肉が付着しない骨



筋肉がつかないので、筋肉による影響を受けにくいのです。

では何で固定されているのかと言うと「主に靭帯」

固定というより制限に近い。



距骨が縦横無尽に動き回ることで 足という骨の塊の結合力を高めたり、緩めて


  • 蹴り出しの強さ

  • 衝撃吸収の柔らかさ


これらに関与します。


また、見てもらっても分かるように

脚と足とを繋ぐ中継地点のような骨です。


  • 足の力を脚につなぐ

  • 脚の力を足につなぐ

  • 足の安定性の土台と