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外体重と腰痛

福岡県大野城市のコバ靴店です!


最近、お客様で外体重の方をよく見かけます。

それはO脚によって起こる方もいらっしゃいますが



その方々に共通しているのが


腰痛


です。



何故、外体重だと腰痛になるのでしょうか?

人の体は全身繋がっています。

どこかが捻れたらそれに伴って別の部位も捻れてしまいます。


これを運動連鎖といい、以下のような感じです。



外体重と腰痛の関係で解説をすると


外体重= 足の外側に力が掛かっている= 親指は浮きやすい、浮いている状態

になりますね!


こちらを御覧ください!


すねに茶色のパッチを貼りました。

足は真っ直ぐについている状態です!


次に

親指を浮かせて疑似 外体重の状態にしてみました。

パッチの位置にご注目ください。

親指を浮かせて外体重にするとパッチの位置が外側に動いていませんか?

親指を浮かせるとスネ(下腿)は外に回旋します。

身体は繋がっているのでそれに伴って太もも も外に回旋します。



太ももの骨(大腿骨)と関節を作っているのは股関節で、

大腿骨頭と股関節の位置関係はこんな感じです。



大腿骨頭は骨盤に対して15°前に捻れるように傾いて安定します。

やや捻れて収まる方が安定するからですね!


しかし、運動連鎖によって大腿骨が外へ回旋すると

画像のBのように骨盤への角度がもっとついてしまいます。


そうなると骨盤の下のほうが前へ押され、

それに伴って骨盤が後ろへ傾きます。


こんな感じです。

骨盤が後ろへいくとそれを補うためにその上の腰が前に傾きます。

そうなると結果的に顎を突き出すような姿勢となりますね!


ここに注目してほしいのですが


今までの運動連鎖によると

すねが外へ回ったら、太腿も外へ回りましたが


骨盤を介する事で

その連鎖的な運動の力が腰を前方へ動かす力に変わりました。



運動の方向が変わったのです!