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小さな足音で歩く。関節の負担も少なくなる省エネな歩き方。


こばです!


足音がでかい

いつものスーパーへの道すがら。


前を歩くご高齢の方に感じたことです。その方は大きな足音を立てながら「ひざの痛み」と書いたのぼりを掲げる整骨院に入っていかれました。



もしかして「ひざの痛み」で悩んでいらっしゃるのかな?


と思ったのと同時に



「そりゃひざが痛いでしょ」


とも思いました。少なからず痛みの原因の1つに「大きな足音のでる歩き方」が関係しているように思えたからです。



ドンドンと地面に足を叩きつける

足音が大きいということは、地面に足を強く叩きつけているということです。

仮に弱い力で地面を叩いても、小さな音しかでませんよね?


また、人のカラダは繋がっているので

足裏からの衝撃も骨を介して伝わっていきます。


足~膝~腰~背中~首


のような感じですね!

何となく想像できますでしょ?


とくに、ひざは負担がかかりやすい

足から最も近い大関節だから!

というのもそうですが、ひざが曲がることによって 歩行時に様々な力がかかりやすくなっています。



問題となりやすいのが、膝を曲げたままの着地


軽く曲げたままの着地は正常なのですが、膝の曲がりが大きな状態で着地をするとひざへの負担が大きくなります。膝~腰に力を受け流せないのです。



また、膝の曲がりが大きいと足裏全体での着地になりやすい



足裏全体着地とは


踵からではなく足裏全体で着地をする歩き方です。

その様子は一見


  • ブリキのおもちゃ

  • ペンギン


のようなペタペタとした歩き方で、ももを上げて、真っ直ぐ下ろす歩き方なので

体重の乗った足をドン!と叩きつけるような歩き方となります。


これによって


  1. 足音が大きく

  2. カラダに大きな負担がかかりやすく

  3. さらに、前に進みにくい


という負の連鎖が起きやすい歩き方です。

整骨院に入っていかれた高齢者の方の歩き方ですね!





歩き方を変えたら小さな音で歩ける。

この時のポイントは2つ


  1. 歩幅を小さくする

  2. 踵の下から着地をする


大きな歩幅は良い!という風潮がありますが

一概にそうとは言えません。



例えるなら、文房具のコンパスです。

  • 脚を小さく開いて小さな円を書くときは安定していますが

  • 脚を大きく開いて大きな円を書くときはグラグラと不安定ですよね?


歩幅が大きいというのはそういうことで、不安定になりやすいです。