• こば

習慣的な履物の使用は足の構造に影響を与える。という報告

最終更新: 7月13日

こばです!


今回はワラーチに近い話なのですが


素足と一般的な靴どっちがいいの?

という研究報告をざっくりとお伝えします。

意訳です!(意訳=分かりやすいように多少の脚色がされた訳。翻訳ではない)

対象は素足なのですが、多少ワラーチに置き換えてもいいのかなぁなんて思います。 薄いソールで裸足感覚で歩ける!走れる!というのがワラーチですし、


実際に履いてみても素足と一緒!とまでは言えませんが 他の履物に比べると随分と素足に近い感覚は覚えます。


という事でスタート!



pubmedより引用



概要

習慣的な履物の使用は足の構造に影響を与えることが報告されており、足部構造の位置と力学を変えることが示されています。足は高度に特殊化されているため、これらの構造/位置の変化が機能に影響を与える可能性があります。



前書き・前知識

人間は二足歩行を習得した数少ない種の1つです。

その足は特殊な歩行を支える基礎となるように進化しました。


片足でも26の骨、33の関節、19の筋肉で構成されています。


骨は内側の縦アーチ(土踏まず)を形成するように配置されており

カラダの重さを支え、歩行中に受ける力を分散させるのに理想的な構造です


骨の構造とは別に、足の内側と外側の両方に複雑な筋肉の配列があり、体性感覚システムと組み合わされてカラダのバランスと動きを制御する役割があります。


また、足の裏には104個の皮膚の感覚受容器が存在することを報告されています。

さらに、受容体の分布は主に足が地面と接触している場所であり、足に力がかかっていない時に、※バックグラウンド活動は見られませんでした。

※変に動いたり作動していない、という意味合いです。


まとめ これらの要因は、バランスと動きの制御における人間の足の役割を証明しますが、あまり 明確ではないのは、人間の足に靴を履くことの影響と、これが歩行中の動きの制御と関連する変数に影響を与えるかどうかです。



方法

PRISMAガイドライン(www.prisma-statement.org)に沿った


1980年~2014年1月までの出版物を含む様々なデータベース

(Medline、EMBASE、Web of Science、Cochrane Library、SCOPUS、AMED)

の文献の中から今回の研究に該当するものを検索、まとめる検索戦略。



結果

データベース検索は924レコード(155 Medline、236 EMBASE、222 Web of Science、58 AMED、9 The Cochrane Library、244 SCOPUS)になり、さらに7レコードが参照リストの手動検索から含まれた。 会議の議事録とその分野の関連する著者への連絡。重複を削除した後、タイトルと要約の分析が行われた466のレコードが残っていました。全文スクリーニングのために21の記事が選択され、そのうち15は選択基準を満たしていると見なされ、その後分析に使用されました。


研究の特徴

含まれている研究は、さまざまな分野で実施されました。 これらには、オーストラリア、米国、台湾、ドイツ、フランス、ブラジル、スイス、フィンランド、メキシコ、インド、ベルギーが含まれている。


大きく3つのグループで構成


・習慣的に素足

・習慣的に薄い靴下

・習慣的に一般的な靴下


年齢は5歳~74歳



結果

履物を長期間使用すると、おそらく靴の構造の制約により、足の幅が狭くなり、負荷がかかったときに前足部が広がるなど、解剖学的および機能的な変化が生じることが示されています。 履物を履いて歩くと、歩幅が長くなり、足と地面が接触したときの背屈が大きくなります。より軽く、より柔軟な履物は、裸足で歩くことと歩行運動学の違いを減らすように思われます。


裸足で歩くと、初期の垂直方向の衝撃力が減少し、足全体に圧力がより均一に分散されます。これは、より平らな足の配置によって接触表面積が大きくなる結果である可能性があります。


裸足での歩行に関する研究は、足の問題や歩行障害が最も蔓延している高齢に近づく成人ではほとんど完了していないため、生涯にわたる裸足での歩行の影響を判断するには、この人口の調査が必要。



まとめ

・履物の使用は短期でも長期でも歩行の運動学、運動力学に影響を及ぼす。

・裸足で歩くと、足裏全体での着地傾向が強くなり負担は減る

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