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老化で変わる歩き方。かかとの減り方が変わったらやるべき対策



こばです!


今回は主に中高年向けの話


おそらく、10年後にはあなたの歩き方が変わり始める可能性があります。いわゆる「老人の歩き」に近くなってくるのです。避けられないことです。覚悟はしておきましょう。



この現象を

  • カッコよく言うと「サルコペニア」

  • 分かりやすく言うと「加齢による筋力低下」


「サルコペニアによって歩き方が変わり、靴のかかとの減り方でチェックできるよ!」というのが今回のメインです。




老化と歩き方


足腰が弱ってくると歩き方はこのように変わりやすい。


  1. 歩幅が広がる

  2. つま先を外に向ける

  3. 横にふらふらと流れやすい



これは支持基底面を広げて安定させる行為

支持基底面・・・人・物が支えられている底面で、接点の外縁を結んだ範囲。


これは、地球上の物体全てに共通するのですが


  • 支持基底面が広いほど

  • 重心が支持基底面の中心に近いほど

  • 重心が支持基底面の中で低い位置にあるほど



これらの条件を満たすほど安定します。



ですので、


「手ぶらで立つより、杖をついて立つ」方が安定するし

「杖をついて立つより、座っている」 方が安定するのです。


支持基底面が広がり、重心がより低くなるから!


第14回介護Webゼミ|支持基底面の捉え方さんより引用





話を戻して・・・


加齢とともに歩幅が広がる、つま先を外に向けるのは


「支持基底面をより広く確保し、物体として安定させる為」と言われています。杖やシルバーカーをご使用の方ってそういう歩き方・立ち方をされていらっしゃいますよね?ただ、「歩幅を広げ、つま先を外に向けて歩く」と横にフラフラと動きやすいです。