• こば

膝が痛い90歳のお客様

最終更新: 2019年5月8日

福岡県大野城市のコバ靴店です!


昨日は博多どんたく港まつり2日目!

例年通り非常に盛り上がっているようで5月がきたなぁ~

っと思いにふけるこばです。



昨日は90歳のお客様をご子息様夫婦がお連れ頂きました。

暖かくなってきたので20分の散歩をここ最近始められたそうですが

昔からの左膝の痛みがひどくなってきたそうで、それをご家族の方々が心配され、

そのご相談で来店されました。


ちなみに、散歩の際にはご家族の方が選ばれた軽い運動靴を履かれているそうです。



早速歩行の様子やお身体の計測に入ります。


お足の特徴としては

① 浮腫

② 足長差

が大きな変化や左右差として現れています。


画像はこちら

パット見でも左右の足の幅が違いますね!

これは浮腫によるものです。


また、足長も左が 22.9cm に対し、 右は23.6cm

長さが7ミリ異なっています。


次に足の裏の圧を見ると

左は縦アーチが上がったハイアーチ気味

右は縦アーチが下がった扁平足気味 で


また、左右共通して横アーチの低下も見られます。


横アーチが低下する事で趾が浮いているのが見られます。

その浮きは左足の方が顕著です。



まとめると


左足は右足に比べ

・浮腫んで太く

・7mm短く

・縦アーチが高く

・横アーチの低下で趾が浮いています



こうしてみると3つの不安定要素が見て取れますね!

左足は

① 2サイズ弱大きな靴を履くことで不安定になり

② ハイアーチによって重心の位置が上がりグラつきやすくなり

③ 趾が地面に着いていないので踏ん張れず、不安定になる


左足の3つの不安定要素を足に最も近い大関節である膝で代償する。

だから、【左の膝が痛む】という図式が成り立ちます。


ですので、今回はそれに対応するような靴と中敷きを提案致しました。



しかし、90歳のお客様の身体機能的に当店ですすめるやや重さのある靴は

数年後を考えたら不安になりました。


今でさえ杖をついて小股でえっちらおっちらと歩かれるので今は良くても近い未来に

このお客様にとって重すぎる靴になってしまう恐れがあります。


なので、今回は履いてこられた軽い靴に中敷きで調整をさせて頂きます!



ここは非常に大切なのですが

軽い靴というのは 上級者用の靴です!


年配の方程軽い靴の意味を間違えて理解されています。


【履いたら】軽い靴


が良い靴であり、単純に軽いだけの靴は身体を壊します。



スポーツ店のランニングシューズコーナーを思い出して欲しいのですが、


初級者用の靴 はゴツく重いデザインですよね?

上級者用の靴 は軽くシンプルなデザインですよね?


上級者は運動時の負荷に耐える事が出来るのでより負荷は掛かるけどスピードの出る

軽くシンプルなデザインになるのです。


逆に初級者は運動時の負荷に耐えられない、苦痛になるのでその負荷を

靴が身体の代わりとなって受ける必要があります。 ですのでゴツくなります。


上級者用は パフォーマンス重視

初級者用は 安全性重視


といった振り分けになります。


では、加齢によって筋力や体力の衰えた高齢者に必要なのはどちらの靴でしょうか?

言わずもがな後者の 【安全性重視】な靴ですよね。



軽いだけが売りの靴をやみくもに勧める靴屋にはご注意下さい。



話がやや脱線しましたが、

今回のお客様には 【安全性を高める】中敷きの調整をさせて頂きます。

足の着き方によるO脚で左膝の内側が痛くなっていらっしゃるので、それにも対応したものです。


毎日のお散歩が少しでも快適になることを願っております!


こばでした!

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