誰でも出来る足の骨折を見抜く術
福岡県大野城市のコバ靴店です!
最近、お子さんの靴や足を見て下さい!
っというお客様が増えてきました。
その方々の多くに共通しているのは、
お子さんが運動部に所属されています。
足や靴も大切なのですが、そもそも運動時に
・どのような怪我が起こりやすいのか
・どう対処したら良いのか
・どこで治療すればよいのか
等も大切なのでお伝えしています。
今回は、特に運動に関わる人や身近によく運動をされる方が
いる人に知っておいて欲しい知識の紹介です!
まず、運動時に最も起こりやすい怪我は
足首の捻挫です。

特に内側へひねる事が多く、その数は
スポーツ時の怪我の約8割を占めていると云われます。
私も何度か両足首を捻った事があるのですが
あれは痛いし、数日続くし、本当に不自由になりますね。
生活に支障はないのですが、あれらのせいで
私の足の安定性が損なわれています。
そんな足首の捻挫で最も怖いのが
骨折です!
剥離骨折を起こしたりし、捻挫の患者の約15%は骨折を
引き起こすという文献があります。
骨折をすると損傷が大きく
早めの処置がとても重要になってきます。
riceと言って
Rest 安静
Ice 冷やす
compression 圧迫
elevation 挙上
の対応を適切にし、すぐに病院へ連れて行く!
というのが非常に大切です!
でも、素人判断では捻挫によって
骨が折れたかどうかって分かりませんよね?
そこでおすすめするのが
Ottawa Ankle Rules (オタワ アンクル ルール)
これは、簡単な触診をする事で足の骨が折れているかどうかを
ほぼ100%診断できる方法です!
やり方は至って簡単。

① 画像の示す部位を触診(軽く押す)
② 受傷後歩けたか聞く
③ 実際に歩いてもらう
を実践し、
触診部に痛みがなく、4歩以上歩くことが出来たら
98%の可能性で足の骨は折れていません。
ちなみに、オタワアンクルルールはもともと
・レントゲンを撮る必要性を減らし
・医療費の削減を目的に作られた評価法なので信頼性はとても高いです !
軽く圧を掛けるように触って各部位に痛みがないか聞く。
歩けたかどうかを聞いて歩いてもらうだけです!
これなら出来そうですよね!
特に運動時は興奮状態にあるので痛みを感じにくくなっています。
また、立ち方によって痛みをカバーしたり
無理をさせないようにするためにも確実に実行し
判断しましょう!