足のアーチにピンポイントで効く効率の良い運動
福岡県大野城市のコバ靴店です!
足のアーチを上げるために
タオルギャザー(地面に置いたタオルを足の指で掴む運動)を
頑張っています!!
っというお客様が来店されました。
土踏まずを持ち上げる運動のど定番ですね!
様々なリハビリ施設や検索するだけで
土踏まずを持ち上げるにはタオルギャザーをしましょう!!
なんて記事を見かけますが本当に効くのでしょうか?
足の把持力が上がるので安定感は増すけど
土踏まずを持ち上げる効果は非常に薄い! っと思います。
何故なのでしょうか?
まず基本の確認になりますが
土踏まずを持ち上げるのに必要な筋肉は
メインで持ち上げている
・後脛骨筋

と補助的な役割で
・各種 内在筋等(足の中だけで完結する筋肉)です。

タオルギャザーの動作である
足の指を曲げる時に最も働く筋肉は
・長趾屈筋
・長母指屈筋

のようなスネから伸びている外在筋で、
内在筋はその補助で働きます。
まず、この段階で
土踏まずを持ち上げるのに最も効果的で刺激を与えたい
後脛骨筋へアプローチが出来ていないので効果は薄そうですね!
また、内在筋を鍛えるにしても
足の指を曲げるのに最も使う筋肉が
長趾屈筋や長母指屈筋なので中々鍛えにくそうですよね!
なので、土踏まずを持ち上げるために必要な運動は
後脛骨筋にピンポイントに刺激を与える
つま先立ち運動が最も効果的です!

ゆっくりとした動作で行うつま先立ちを
一日に10回*3セットするだけで
アーチをメインに支える筋肉が鍛えられるのでおすすめです!
ただ、足の内在筋は鍛えるのが難しいのですが
足底内在筋訓練を行うことで
・足部変形の予防・治療 ・変形性膝関節症の予防・治療 ・歩行の安定性向上 ・パフォーマンス向上
などの効果が期待出来ます。
なので、土踏まずを持ち上げるのはつま先立ちが良いのですが
トータルで見ると コバ式変則タオルギャザーで内在筋を鍛えるのがおすすめです!
このやり方だとタオルギャザーの動作を行う際に
外在筋の働きを抑制し、効率的に内在筋を鍛えることが出来ます!