靴と歩き方の関係
福岡県大野城市のコバ靴店です!
今日は定休日なので、
近所の靴修理のお店や買い出し等をしていました。
そんな中でも目につくのが 歩き方 です!
商店街や駅前等は特にたくさんの人が歩かれていますね。
何気ない風景でも、職業柄どうしても
他の方の歩き方に目がいってしまいます。
自分では正しく歩けているつもりでも
横や後ろから見たら実は。。。。
って事がよくあります!
そもそも歩き方を習う習慣や機会が少ないので
仕方がないと言ったらそこまでですが。
ただ、明らかに靴の影響で歪んだ歩みをされる方が
いらっしゃいます。
今日拝見した中で特徴的の1人目は
・靴底が細く、減っているので不安定
・靴の木型が足にあっていないので不安定
・おそらく身体を支える中敷きをされていない
等の条件によって
① 左足の足首が不安定
② それを補うために左足は内側にて着地
③ そのせいで右足での蹴り出しは弱く
④ 前に進みにくいので
⑤ その力が上に向き
その結果、ひょこひょこと伸び上がるように歩く!
という方がおられました。
歩き方的におそらく
・ 左の膝の内側と右肩に痛みや負担があり
・ 股関節への負担や開きが誘発されているのでもしかしたら痛みも。。。
この方は
① 足にあった適切な靴を履く!
② 股関節周りの筋をほぐす
③ 簡単な歩き方指導
で大きく改善する可能性が非常に高いです!
正直①の 適切な靴だけで8割の問題は解決するでしょう!
もちろんですが、盗撮になるので写真はありません。
2人目は男子大学生でした
その方は箱根駅伝で話題になったような
クッション性の良い厚底のスニーカーを履いて歩かれていました。

非常に高いクッション性によって走る際の衝撃の吸収と
靴底の丸みによって推進力が増す。
という素晴らしい靴ですね!
しかし、この靴は 走る事に特化した靴で
歩く事に適した靴ではありません。
その弊害をもろに受けて歩かれていたのが件の大学生でした。
クッション性が良すぎる事で
足が沈み、左右の足が着地するごとに倒れていました。
特に右足の倒れが大きく。
ふらふらとした歩みをされています。
若さによる筋力でカバー出来ているので履いてすぐ等は特別大きな
不都合は感じていないと思うのですが、
1時間以上歩くと確実に足と膝への負担を感じるんだろうなぁ
という予想が立ちます。
このような方への対処としては
・硬めの中敷きを入れる。
というのが効果的かと思います。
靴底で支えきれないのでそれを別の場所で支えるのです。
勿論、身体を支えるので柔らかいものは適していませんし
靴底が柔らかすぎるのでそれを補うために尚更硬い中敷きは
相性が良いです。
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