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靴の履き皺は斜めが良い。革靴が横線で良いのは仕方のない妥協


こばです!



靴の履きじわは斜めが正解だと思います。


これを言うと???

という反応をよくお受けします。

というのも、検索してもらったら分かるのですが



靴の履き皺は「横線」が良きとされているからです。

猫も杓子も横線推しです。



斜め線=悪いシワ



と言われる方ばかり。

※程度問題ではあると思いますが・・・



それでも「靴の履き皺は斜め線」が正解だと思います。



ただ、「革靴」は「不都合に合わせた妥協点」から

横線が良いとされているのかと思います。



というところで今回は、靴業界の常識、通説として言われる

靴の履き皺問題をわたしなりにざっくり解説します。




どう考えても靴の履き皺は「斜め」が良い

斜め線が良いと言う理由は大きく2つ


・ 足は斜めに曲がる
・ 歩行時の重心の軌跡は斜め


足を曲げた時、斜めに曲がります。

ざっくり言うと、


  1. 足の親指のつけ根

  2. 足の小指のつけ根


この2点を結ぶ「斜め軸」を基準に曲がります。

※厳密に言うと関節




この斜めの軸を基準に曲がります。

斜め軸を基準に動くのに、真横な履き皺が靴につく。

ちょっと不思議な話じゃないですか?



歩行時の重心の軌跡は斜め

歩行時に足にかかる力の流れは斜めです。


  1. 踵の外側

  2. 小趾球

  3. 拇指球

  4. 母趾~示指の間


このような流れで力がかかります。


2-3の動きにしても

3-4の動きにしても



真っ直ぐ動くというのは難しいのかなと思います。

足や身体の構造的にもヒトはうねりながら歩くし 地面環境にも左右されるから!