靴底が外れた!ボロっと崩れた!眠らせたい靴の加水分解を防ぐ方法
こばです!
もう、9月も終盤です。
秋を感じる過ごしやすい気候は嬉しいですね!
そんな3連休最終日の今日は、朝から 薄手の長袖や長ズボンを洗濯し衣替えの準備をしていました。
衣替えは服だけでなく、履物も。
メインで履くものがサンダルからショーツブーツに変わる人も
多いと思うのですが、靴箱から引っ張り出して久しぶりに履いたら
靴底が外れた・ボロっと崩れた
という経験はありませんか?
これは【加水分解】という反応が靴底に起きた証拠です。
今回は、この加水分解を防ぎ 次のシーズンも快適に履けるようにする方法をご紹介!

靴底の加水分解とは
読んで字の如く【水が加わり分解されること】
これは、靴底に使用されるウレタンゴムなどが水分と結びついて反応し、 バラバラになってしまう現象を言います。
空気中の【水分】が関係
高温多湿の日本という環境では切っても切れない間柄にあります。 ですので、蒸し暑い夏を過ぎた靴は特にボロボロになりやすい傾向にあります。
靴は通気性の良い場所にしまいましょう
靴はローテーションして履きましょう
というのは、少しでも湿気を減らすための工夫でもあります。 足はコップ一杯の汗をかくなんて話もありますね。
足が蒸れることで靴が想像以上の水分を含むのは確実ですので、履いていない間に乾燥させる意味合いでも複数の靴をローテーションさせるのは大切です。
そんな、日本の環境から大打撃を受けやすい靴底なのですが
とある工夫によって、この加水分解への対策が可能です。
加水分解への対策としまい方
この手順を踏むと安心です。
1 木製のシューキーパーを使用(安くてOK)
2 乾燥剤も靴の中に入れる(安くてOK)
3 圧縮袋に入れて真空状態で保管 or シューラップで保管
基本は乾燥させて外気と隔離
空気中の水分と反応することで分解されるので、袋に入れて隔離しましょう。 ただ、それでも多少の心配はありますので 湿気を吸う木製のシューキーパーで湿気対策+型の保持
さらに、乾燥剤でもっと湿気対策を。
ここまでやったら対策しやすいのかなと思います。
シューキーパーでも
プラスチック製
ニスで表面を仕上げたもの
は吸水性を期待できません。
【シダー】と書かれたものを選ばれると良いかも!
スニーカーなどはこういうのでも良さそうですね
圧縮袋も、靴に使いやすいものがあります。
湿気対策をした上で、真空状態で保管をすると加水分解しにくくなります。 空気中の水分と接しにくいからですね!
ただ注意点として、吸引が強いと靴が型崩れする可能性があります。
そのためにも吸引の調整と質の良いシューキーパーは必需品かもしれません。
昔ながらの靴屋さんの定番
シューラップも、スニーカーラップ商品名は様々ですが
靴をシュリンクするという方法もあります。
熱で縮む袋状のフィルムに靴を入れ、
ドライヤーで熱してシュリンクするという方法です。
これも、シューキーパーや乾燥剤を入れて行えば 湿気やホコリ対策をしながら靴の保管が可能です。
12枚入で税込み1208円
1枚約100円で使えますので、保管したい靴が多い人におすすめかも!
靴の湿気対策は大切です。
今回は加水分解に焦点を合わせましたが
靴の中
インソールの表や裏側
など気がつきにくい部位のカビ対策としても優秀です。